以下の全ての情報はカナダ政府のWebサイトより引用されています。
2021年1月15日付のジャスティントルドー首相から移民・難民・市民権大臣(Minister of Immigration, Refugees and Citizenship)宛ての委任状にて通達を行いました。通達の概要は以下となっています:
「(移民・難民・市民権大臣)メンディシノ様
… 移民・難民・市民権大臣として、2019年の委任状に定められた優先事項に加えて、Throne2020のスピーチに定められた以下の公約を優先的に実施し、2020年秋の経済報告書での投資を積み上げてください:
- 2021-2023年のImmigration Levels Planに掲げられているように、経済成長と回復を促進する目的で、新しく人々をカナダに受け入れます。これには以下を含みます:
- 経済移民ストリームを通じて、スキルド難民を歓迎するためのパイロットプログラムを拡大する
- 迅速な家族再会の支援を継続する
- 部門別・地域別のパイロットプログラムの取り組みを継続する
- 新型コロナウイルスパンデミックの間、長期療養施設や医療施設で医療を提供したり、その他の必要不可欠なサービスを行ったりした人々のために、永住権への道筋を作るための措置を継続的に実施します。
- 米国との国境や他のカナダ入国港の安全で責任ある管理を通じて、カナダ人の健康と安全を守るために、公安・緊急事態対策大臣および保健大臣との連携を継続します。
- 引き続き、一時的な外国人労働者のための永住権と市民権への道の作成に努めます。
- 雇用・労働力開発・障害者包摂大臣を支援し、新型コロナウイルスに脆弱な労働者を全面的に支援・保護し、農業や食品加工における労働力の不足を埋めるための労働力を確保し続けます。
- 質の高い移住サービスを支援し、新しいカナダ人の定住と統合を成功させるために、州や準州との協力を継続します。これには、州の管轄権を尊重し、経済開発・公用語大臣の支援による既存の施策を補完しながら、フランス語研修の支援を継続することが含まれます。
- (ウクライナ国際航空752便撃墜事件)の犠牲者の命の追悼とその家族の支援、イランからの真実と説明責任の追求、より安全に空を飛ぶためのイニシアチブを通じた将来の災害の防止など、ウクライナ国際航空の悲劇に対するカナダの現在の対応に関する特別顧問の報告書から得られた勧告と教訓を実行するために、運輸大臣と外務大臣を支援します。
敬具
Rt. Hon. ジャスティントルドー, P.C., M.P. カナダ首相」
新型コロナウイルスのパンデミック禍ではありますが、カナダへの移民へのサポートを続ける、という発表は、カナダ移民を希望されている方々にとって朗報ですね。移民に関するご質問がある方はお問い合わせください。